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title額装の面白さ

Published on Aug. 28, 2019 category : factory

久しく更新を怠っていました、、、
今回、Martin WhatsonのED1のオリジナルキャンバスの作品の額装の相談を受けました。
背板も含めてモルタルで表現したいという依頼でした。
アート作品の額装というと木製のシンプルなものがやはり一番好まれると思います。
第一に作品の邪魔をしないという事に重きを置かれるからでしょうか。
しかし違った角度から見れば作品の世界観をもう一段増長させるような方向で額装を考えるというのも面白いですね。
今回の依頼、しかし一筋縄では行かないのです。
この手の額装の下地は概ね木地であるが故に継ぎ目も多くなり、総重量を抑えることも重要なので塗り厚はそう多くは取れません。
しかも額装なのでアクリルを挟む構造になっており細かな塗り付けが必要になります。
適切な下地処理を施して塗り込んでいきます。
以前にもMartin Whatsonの大型作品の額装を依頼して頂きましたがその時は作品の背景と同化するように控えめな仕上がりに持って行きました。
今回は色んなストーリーを敢えて載せてみて印象的な仕上がりに。
作品もうまく収まり喜んでいただけました。
また今回とは違った新しい表現方法が提案できれば更に面白くなって行きそうです。

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