Published on Mar. 16, 2012 category : play
寒い寒いとあいさつ代わりに交わしていた季節も、気がつけば早春ですね。
日中の気温も随分と温和になりグッと過ごしやすく・・・・、いや待て。
そーでもないだろ。
花粉というなんともファンシーな敵と戦わなければなりません。勿論僕も含めてですが。
ファンシー且つパステルなこいつがまさかこんな形で人類に牙をむくとは。
ヒト科ホモサピエンスもほんと、大したことないですね。
しかし、ホモサピエンスもやっぱりやるんですよね。
「ジャクソン・ポロック展」@東京国立近代美術館。
名古屋で開催されて東京への巡回。大阪はやってきません。残念すぎますが。
仕事の合間を縫ってという形でしたので結構時間に追われて到着。
序盤、なんてことない面白くもなんともない展開でした。そんな展開って結構多い気がする。
なんかいつもは結構力んで観てしまう事が多かったんですが、今回はさらっと通過。
自然と足が止まる作品をじっくり観る、そんなスタンスにしました。
ほんとうにどーでもいい、心の針も全く動かない作品も沢山ありましたが
やはりピタリと足の運びを止められる作品の前では、おもわず息をのんでしまいます。
メキシコ、南米の壁画に傾倒していた頃や、モザイクタイルの作品、
なかでも1950年が当たり年のように感じました、個人的に。
ポロックあんたもか。もはや常套ですが彼も飲酒で事故って即死ですって。わかってるね~。失礼。
美術展等に行って毎回気になるのが展示方法です。
作品はそれが置かれる空間、展示方法によってその魅力を半減させてしまうコトも。
空間、展示方法で作品の魅力が倍増することが在るかと言われれば、それは疑問ですが。
ただ、せめて100%の魅力を目にしたいものです。
大壁一面に対して作品がひとつ。そんな作品の前では思わず足が止まってしまいました。
まー、これはキュレーターや館のスタッフの方々の仕事の結晶なんですがね。
しかも好みの問題ですんで。
やっぱり刺激的で興奮してしまいました。
やっぱりブツブツ独り言云いながら見てしまいました。
やっぱりミュージアムショップで今買わなくてもいつでも買えるモノ買いました。
やっぱり、やっぱりたまにはいいな、こんな日も。
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